夫・旬平からの離婚願いに応じる代わりに、「花ずみの女将として働き始める」と宣言した通子。だが実は、花ずみは倒産寸前、旬平は多額の借金を負い板前の職を失ってしまったことを知る。離婚を成立させた後、子供二人と実家に身を寄せて、どう再出発するかを考えあぐねていた通子は、別れた夫の行き場の無い姿を見てあることを思いつく。そして、愛人の矢萩多衣の居る金沢を訪ねることに。そこで通子は、多衣に意外な提案をする。