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All Seasons

Season 1

  • S01E01 女35歳…恋と仕事に揺れる時

    • January 13, 2000
    • Fuji TV

    35才、独身。川嶋碧(今井美樹)は人気のブランド『ディオン・ジャパン』のプレスとしてキャリアを積んでいる。仕事に明け暮れる日々は辛くもあるが、やはりなにより生きがいを感じるものである。だが、そんな碧にある日、休養を兼ねた休暇が命じられる。だが仕事一筋だった碧は、1週間という期間さえ持て余してしまう。 25才。茶道家元の後継者として生まれた神崎宗一朗(市川染五郎)は、家族より家元を優先させる父・丈太郎(平泉成)への反抗心もあり、三年間の束縛されない生活を送っていた。 こんな年齢も、生きてる環境も違う二人が、ふらりとやってきた動物園で偶然出会い、そしてもう一度思いがけない場所で再会してしまうことに。

  • S01E02 10歳違い…部下が男に見える時

    • January 20, 2000
    • Fuji TV

    碧(今井美樹)は、ゼネラルマネージャー日向(江波杏子)に命じられ、宗一朗(市川染五郎)をアシスタントとして使うことになった。だがこの業界の経験が全く無い宗一朗。ディオンのイメージキャラクターとして使う女優・黒川夏子(板倉香)のことは知らない。その女優のわがままぶりに今にもキレそうな宗一朗を見て心配でならないし、腹立たしく思う碧だった。 「そんな君を見るのは久し振り」と堀口(吉田栄作)はおもしそうに笑う。 そんな中、黒川夏子がキャラクターを降板する!という連絡がはいった。原因は、宗一朗。碧は、三日後に迫った会見のため、黒川夏子の元へ走ろうとする・・・。

  • S01E03 止まらぬ心尊敬が二人を結ぶ時

    • January 27, 2000
    • Fuji TV

    宗一朗(市川染五郎)が茶道家元の後継者であることを知った碧(今井美樹)はショックを受け、将来的に戦力にならない者は使えないと言い放つ。だが宗一朗は生活のこともあり『ディオン』を辞める気はないという。 そんなある日、かねてから堀口(吉田栄作)が動いていた銀座に進出する外資系デパートへの出店が決定した。さらに最高のスペース確保のためにとそのデパートの社長(マクシミリアン・フォン・シュラー)と奥様を招いての茶会を企画する堀口。宗一朗から父・丈太郎(平泉成)に口利きしてもらい、無理な依頼を通そうとするが・・・。 父との確執。決められたレールの上を歩くしかない人生を恨んでいるかのような宗一朗の気持ちを知った碧は、部下である宗一朗の気持ちを思い計り、思い悩むのだった。

  • S01E04 突然のキス上司として女として

    • February 3, 2000
    • Fuji TV

    『ディオン・ジャパン』が総力を傾け行われた茶会は、宗一朗(市川染五郎)のおかげで大成功に終わった。碧(今井美樹)は、父との確執もあり苦汁の思いで協力してくれたことを感謝するが、「あなたのためにやった」という宗一朗のことばに動揺。以後、宗一朗を意識するようになる。 そうとは知らず由里(佐藤藍子)は、宗一朗のことを好きになっていると碧に打ち明ける。 そんな中、『ディオンジャパン』のプレスパーティーの日が近付いてきた。中心となってパーティーの準備をする由里は大張り切り。だが、投函直前、招待状の日付にミスが発見された。碧は、最近浮ついていた自分のチェックミスと反省し、深夜のオフィスで一人修正を始める。がそこにやってきたのが・・・。

  • S01E05 女35才・あふれ出す涙の意味は

    • February 10, 2000
    • Fuji TV

    一晩中オフィスで二人きり、招待状のミスの修正にあたった碧(今井美樹)と宗一朗(市川染五郎)は、間もなく皆が出社してくるという夜明けはじめてキスを交わした。上司と部下であろうと決意する碧だが、宗一朗への対し方は明かに変わり、堀口(吉田栄作)や遙子(江波杏子)は、いち早くその変化に気付く。だが宗一朗に惹かれ、自分の仕事のミスを知らせられなかった由里(佐藤藍子)の心境は穏やかではない。そんな由里の焦りとも、とれる複雑な思いは、思いがけないミスを招いてしまうことになるのだった。

  • S01E06 自分を必要としてくれる人

    • February 17, 2000
    • Fuji TV

    外資系高級デパート『ギャラリー・ラファエロ』への出店の日が近付いてきた。社長の接待などに奔走し、好位置の店舗スペース確保にも自信を見せる堀口(吉田栄作)。さらに、堀口は世界各国から一人のみというパリ研修の朗報も届けられた。ディオングループでトップに近づきたいと堀口は、夢に一歩近付いた喜びもあり、祝福してくれる碧(今井美樹)に、一緒にパリに行って欲しいと話す。 一方、宗一朗(市川染五郎)は由里(佐藤藍子)から好きですと告白され、堀口からは「碧にもう一度やり直したいと話した」と打ち明けられ、割り切れない思いを抱えていた。 いよいよ店舗スペース発表の日が来た。だが与えられたスペースは、堀口が予想しないものだったのだ。結果堀口は『ディオン』での立場も危うくなり、自分自身をも追い詰めていくことになるのだった。

  • S01E07 もう一度男として見て下さい!

    • February 24, 2000
    • Fuji TV

    外資系デパート『ラファエロ』出店の件も落ち着き、碧(今井美樹)は新作バッグの発表会の準備へと気持ちを切り替えていた。だが、新興ブランド『アンジェロ』の攻勢は続いており、雑誌のページ数も『ディオン』は不利な状況にあった。一流のもの同士がこんな戦うようなことをずっと続けていくことが良いとは思えない碧。だが碧の協力もあって、すっかり自信を取り戻した堀口(吉田栄作)は、碧にあらためてプロポーズ。さらに『アンジェロ』への報復に乗り出すという。一方宗一朗(市川染五郎)は堀口から碧にプロポーズしたことを聞かされ、未練があるならもう一度戦線復帰しては?と言われ、一度は断ち切った碧への思いを押さえられない自分に気づくのだった。

  • S01E08 35才の決断…二人が結ばれた夜

    • March 2, 2000
    • Fuji TV

    堀口(吉田栄作)からのプロポーズ、そして宗一朗(市川染五郎)の、「あなたが好きです」という再度の告白。二人の男性の間で揺れながらも碧(今井美樹)は、迫ってきた新作バッグの発表会の準備に取り掛かる。『ディオン』と同時開催をぶつけてきたライバルブランド『アンジェラ』。『アンジェラ』はスーパーモデルを来日させ、会場はフランス大使館と、派手に仕掛けてきている。『ディオン』もフランスからデザイナーを来日させるなど対抗手段を取ることが決まった。しかし、碧はライバルブランドもすばらしい作品であることを知り、競争することの虚しさを思う。宗一朗は、その気持ちを貫くべきと碧にアドバイス。 碧は、迷いとためらいを捨て、独断で発表会の日時変更をマスコミに通知するのだった。

  • S01E09 現実…二人の関係が招いた痛み

    • March 9, 2000
    • Fuji TV

    碧(今井美樹)と宗一朗(市川染五郎)は、これまでのわだかまりとか、置かれている立場のことを捨て、遂に結ばれた。堀口(吉田栄作)へ指輪も返し、父・哲雄(宇津井健)にも二人の関係は知らされることになるが、会社ではあくまでも上司と部下でいた方がいいと思う碧。堀口も、噂になったらやっかいなことになるはずとアドバイスする。一時でも碧といたいと思う宗一朗だが、そんなこととは夢にも思わない父・丈太郎(平泉成)は、近々、婚約披露を兼ねた茶会を催すことを一方的に知らせてくる。 こうなったら、親の勝手に決めたことであるし、許嫁・奈美子(北浦共笑)から断ってもらおうと考える宗一朗。だが、奈美子からは「この結婚は私も望んでいる」と聞かされるのだった。 宗一朗に会うためにマンションの前に来ていた由里(佐藤藍子)が一緒に帰ってきた碧と宗一朗を目撃。由里は、碧への嫉妬もあり、ある編集部で二人のことをバラしてしまう。数日後、“川嶋碧は自分の部下を男にしている“との怪文書が出回り、碧は『ディオン』内でも好奇の視線にさらされることになるのだった。

  • S01E10 すべてを捨て…覚悟のプロポーズ

    • March 16, 2000
    • Fuji TV

    碧(今井美樹)と宗一朗(市川染五郎)の交際が引き起こした騒動もおさまり、碧も益々プレスの仕事に意欲を燃やしていた。だが、社内的には認められた二人だが神崎家、奈美子(北浦共笑)とのことは容易には収まりそうにない。碧は、丈太郎(平泉成)に呼ばれて神崎家の嫁に入る覚悟を問いただされ、あらためて宗一朗と付き合っていくとの大変さを思い知らされてしまう。周囲からの波風や意見の食い違いから、ふたりの間には、どこかギクシャクした空気も流れだすが、堀口(吉田栄作)の宗一朗へのアドバイス、そして哲雄(宇津井健)の思いかげない励ましで、互いに思いやりを失いかけていたこと気付いた二人は関係を修復させていく。そして、奈美子とのこともはっきりさせた宗一朗は、ついに碧にプロポーズする。だがその一方、本社では決着のついていたはずの碧に対する発表会での処分が蒸し返され始めていた。

  • S01E11 グッバイ・イエスタデイ…あなたと出逢えてよかった

    • March 23, 2000
    • Fuji TV

    バック発表会で碧(今井美樹)のとった行動がふたたび本社で問題となった。堀口(吉田栄作)から遙子(江波杏子)がパリに向ったと聞かされた碧は、自分のしたことで申し訳ないと思う半面、自分が正しいと思うことも容易には許されない状況を思い悩む。 一方、宗一朗(市川染五郎)は病気で倒れた父に変わり家元代理を勤めるものの、そのまま家元というつもりは全くなく・・・。丈太郎(平泉成)は、そんな宗一朗の気持ちを受け止め、碧と哲雄(宇津井健)を招き、宗一朗の独立を認める茶事を催すのだった。父の心根にある気持ちを初めて知る宗一朗。 そんな中、『ディオン』のバッグが目的という女子高生の援助交際問題が起こる。原因の一旦を担っていると見なされた『ディオン』は窮地に立たされ、会見の場が設けられ、碧はプレス担当として発言をすることになる。