幸(小芝風花)は、鉄助(八嶋智人)とお竹(いしのようこ)を伴い浅草田原町に到着する。五鈴屋江戸店は間口二間半と小ぶりだが、智蔵(松本怜生)と夢見た望みに叶ういい店構えだった。出店準備を進める中、幸はお竹と柳原の古着商いを見に行く。江戸と大坂の商いの違いを目の当たりにしながら、幸は出店に向けいろんな知恵を思いつく。赤穂義士討ち入りの日、五鈴屋江戸店が開店。その盛況ぶりを遠巻きに見つめる男がいた…。