那須川夏生(吉沢悠)の妻・那須川ふみこ(戸田菜穂)の病を良くするためにどうすればいいか考えた捻木深愛(齊藤京子)は、自分の連絡先と共に「こころの悩み相談」と書いた自作のチラシを作って、毎日、那須川の家のポストに投函することに。ふみこの悩みを聞くことで、自分が解決してあげられるかもしれないと思ったからだ。ところがその矢先、スーパーのアルバイト中に同僚が、那須川が病のふみこを支えて仲睦まじい様子だったという噂話を聞いた深愛は、わかってはいてもショックを受ける。ぼんやり考えながら歩いていると、気づけば深愛はふみこが通っているクリニックの前に立っていた。そんな深愛に追い打ちをかけるように、偶然クリニックから出てくる那須川とふみこの姿を目撃してしまい、2人の絆の深さに自分が入る余地がないことを思い知らされる。打ちのめされた深愛はそれ以来どんどんやつれていき、那須川の顔を見るのも辛くなって、スーパーを辞めることに。それから1週間経った頃、会って話がしたいと那須川に呼び出された深愛は、話もせずに辞めたのはよくないと思い会うことに。すると那須川から思いもかけずある言葉を伝えられ、深愛の心はみるみる晴れていく。「やっぱり助けなきゃ、私が」――そう改めて決意した深愛は、クリニックに通うふみこのもとへ向かい…! 一方、つきまとう尾崎ちふゆ(原菜乃華)を拒絶し、好きな人がいることも伝えた那須川ハルキ(櫻井海音)だったが、ちふゆの行動は留まるどころかエスカレートし始める。ちふゆから狂ったように電話やメッセージの連絡攻撃が鳴り止まず、追い詰められるハルキは、深愛に会いたい思いを募らせていく。そんな中、ある晩ハルキが街をさまよっていると、偶然、深愛の姿を見かける。ようやく会えた喜びを感じたのもつかの間、衝撃の光景が待ち受け…!