浅草生まれの末永こころ(中越典子)は国際線の客室乗務員。心意気にちなんで名づけられた、祭り好きの下町っ子だ。実家は8代続く「きよ川」といううなぎ屋で、祖母いづみ(岸惠子)と母・美佐子(伊藤蘭)が切り盛りしている。父・沢朗は15年前に離婚し、家を出た。香港へのフライトを終えた夜、こころは合コンで、大学病院の医師・朝倉優作(仲村トオル)と出会う。一方、いづみは美佐子に見合い話を持ちかける。