秋(山田孝之)の問いかけに黒川(村田雄浩)は一番目のサヨコだったことを認める。そして玲(鈴木杏)と沙世子(栗山千明)も自分たちが「2人のサヨコ」だったと話す。秋は、どうしてこんなことを始めたのか黒川に聞く。黒川はその場では答えないが、放課後、秋、玲、沙世子、雅子(松本まりか)にサヨコの歴史を語って聞かせる。ただ、黒川の話を聞く限り、黒川は妨害はしていなかった。サヨコの資料を処分するために雅子は…。
燃え上がる校舎。秋(山田孝之)は、中にいた弟の由紀夫(勝地涼)を助けるため、校舎に入る。玲(鈴木杏)はサヨコの台本や花瓶を持ち出そうとして、棚の下敷きになってしまう。そのとき沙世子(栗山千明)が駆けつけ、二人で力を合わせれば助かる、と言う。二人は手を取り合って逃げ、炎と煙に巻かれて進めなくなるが、なんとか逃げ出る。偽のサヨコは、雅子(松本まりか)の仕業だったことがわかり、玲たちは新学期を迎える。