五年前、一万両にものぼる大金を盗み江戸から逃げた大盗賊・夜霧ノ治郎兵衛一党が舞い戻る。村田(池内博之)ら南町奉行所の同心たちは血眼で捜索を開始するが、卯之吉(中村隼人)だけは一人、荒物屋の和泉屋太吉が殺された事件の担当に。そんな中、殺された太吉が盗賊・夜霧ノ治郎兵衛一味で、長屋の地下に一万両を隠していたことがわかる。一万両を巡り、夜霧ノ一党と卯之吉がぶつかる。