晩(橋本さとし)は、1万円を握り締めている小学生・隼人(藤原詩音)を乗せる。不審に思いながらも晩がタクシーを走らせる中、隼人は1万円を窓から投げ捨てる。お金を持っていない隼人は目的地に着くと、「親に電話して下さい」と告げる。そして、迎えにやって来た父親の榊田(青柳翔)は理由も聞かず隼人を叱りつける。