捜査一課の刑事・田川信一(織田裕二)は、鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)に頼まれて身元不明の死者リストを調べていた。田川は、リスト「903」の男が自殺に見せかけて殺害されたと見抜き、その男が沖縄出身の派遣労働者・仲野(満島真之介)だと突き止める。一方、特殊班捜査係の鳥居(伊藤英明)は田川に目を光らせつつ、裏で人材派遣大手の森社長(髙嶋政宏)、自動車メーカーの松崎(鶴見辰吾)と緊密な関係を結んでいた。
捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)と鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)は、仲野定文(満島真之介)の死をめぐって丹念な捜査を続け、彼の派遣労働者としての平たんではなかった人生を知る。殊班捜査係の鳥居(伊藤英明)は、人材派遣大手の森社長(髙嶋政宏)と裏でひそかにつながりながら、真実を解き明かそうとする田川の強い意志に警戒心を向けていた。鳥居の背景には、いったい何が隠されているのか?
捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)は鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)とともに、生前の仲野定文(満島真之介)の足跡をたどって彼が派遣労働者として働いていた各地の勤務先を訪ね歩く。そこで田川が知ったのは、仲野が体験していた辛く理不尽な環境だった。そして仲野が世の中にたいして、重要な何かを知らせようとしていたことがわかってくる。それは誰にとって、どういう意味をもつ内容だったのか?
捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)と鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)は、仲野定文(満島真之介)の死をめぐる捜査の大詰めの局面を迎えようとしていた。そして警察内でも、鳥居(伊藤英明)の周囲では大きく事が動き始めていた。田川はついに鳥居と対峙することになる。仲野が身を置いた派遣労働の現場に何が起こっていたのか? 鳥居が手を染める悪事とは何か? いよいよすべてが明らかになる!