かおり(中山美穂)は長野に帰って就職を決めた。親戚に勧められた見合いの話にも積極的な態度を見せ、両親を驚かせる。そんな中、真司(的場浩司)は友子(河合美智子)にプロポーズしようと指輪を持って寺内家を訪れるが、友子はラジオ局のDJのオーディションに合格しそれどころではなかった。がっかりした真司は店に来た哲夫(永瀬正敏)と聡(織田裕二)とやけ酒をあおる。その頃、女たち3人は祝杯を挙げていた。かおりは銀行員に、友子は憧れのDJに、紀子(仙道敦子)はアメリカ留学へとそれぞれ未来への第一歩を踏み出そうとしていた。そんなところへ、真司が酔いつぶれた哲夫と聡を連れてやって来た。男たちは、それぞれの思いを自分の恋人に告げたかったのだ。聡はかおりに、地元へ帰ってホテルのドアマンから出直すつもりだと話す。一方、哲夫は紀子を引き止めたいが「アメリカへ行くな」とは言えなかった。そして、真司は友子に「そばにいてほしい」と言うが、友子の猛烈な反発にあいケンカ別れになってしまう。