木ノ宮天「僕は昔、コタくんの犬だった!」 それまでは普通の人生。20歳の誕生日に「自分は昔、てんという犬だった」という記憶が突然蘇る。 保護犬だった自分を救ってくれた人、ぬくもりを教えてくれた人、たくさんの愛をもらって過ごした日々が忘れられず、日本中探し回り、元飼い主である炬太郎を見つけ出す。頭が良く自立心も持ち合わせており、食べていけるだけの収入(フリーのプログラマー)は確保しているしっかり者。炬太郎に恋焦がれていたので「全てはご主人様のために!」と、お節介をやきつつも、炬太郎と一緒にいられるだけで幸せを感じている。てんの目に映る炬太郎は、いつだってかっこいいスーパーヒーローなのだった。たまに犬時代の癖が出てしまう。