予想外の出来事が続き、安島にすがろうと元子が事務所を訪れると、安島は亜矢子に事務所の契約を解約され、途方に暮れていた。気を取り直した安島は授業を受け持つ信州の大学へ教鞭を執りに向かうが、そこにも亜矢子の手は回っており、安島は音信不通に。安島の安否を不安に思う元子だが、安島が風邪をこじらせ寝込んでいることがわかり、元子は安島を自宅で看病する。同居生活に充実と幸せを感じる元子は、安島に自分の部屋にいてくれるよう懇願する。