橋田によって梅村の名義がすみ江に書き換えられたことを知った元子は動揺し、すみ江を問い詰めるが、すみ江は元子の自業自得だと反論する。さらにすみ江に水商売の経験が元子よりも上だと誇示され、元子は屈辱と落胆で、安島の前で弱気な態度を見せる。一方、橋田は暴力団とつながりのある権堂に息子の裏口入学を世話する代わりにとある依頼をする。元子は弁護士の川原に橋田との念書の鑑定を依頼するが、梅村を手に入れるにはすみ江から直接買うしかないと言われる。翌朝、江口が自宅の不審火で焼死したとのニュースが飛び込んできた。