不動産会社の営業として働く伊澤美幸(栗山千明)は、必ず定時で退社し一日の終わりに最高の晩酌を行うための“準備”に日々邁進中。理想の部屋を探し不動産屋を訪ねてきた桜子(須藤温子)と蓮(別紙慶一)だったが、あまりの条件の多さに美幸は困ってしまう。
しかし「美幸に探せない部屋は無い」という噂を聞きここへ来たという2人の期待に応えるべく、物件探しに奮闘する。そんな時、自分自身が家を探していた時の事を思い出し…。そして、新しいグラスとこだわりが詰まったミルフィーユハムカツで美幸は最高の晩酌とは何かを考える。