Home / Series / 日曜ミステリー / Aired Order / Season 1 / Episode 343

検事沢木正夫3,共犯者

東京・東中野で心臓をひと突きされた男性の遺体が発見され、警視庁捜査一課の梨本克昭(大友康平)から連絡を受けた東京地検検事の沢木正夫(寺脇康文)は、現場に駆けつける。被害者は「東和カルチャーセンター」学長の辻川義和(大和田獏)。辺りの状況から顔見知りによる犯行が高まる中、沢木は偶然、中学時代の親友・瀬崎勝(中村橋之助)と再会する。しかも「東和カルチャーセンター」で歴史講師をしていると聞き、沢木は驚く。 調べによると、辻川はかなりのやり手だったが高圧的な物言いゆえ敵も多く、一カ月程前に催されたホームパーティーでは、辻川の顔写真にナイフが突き刺さったケーキが送り付けられていた。また女性関係も派手で、最近はフラワーデザイン講師の藤木玲奈(高橋かおり)と深い仲となっていた。殺害直前は、現場近くの喫茶店にひとりで現れたという辻川。しかも店主・丘野(ビートきよし)によれば、店に辻川宛ての電話があり、その後、白いマスクの男が現れ一緒に出て行ったという。 そんな中、捜査本部に“辻川の妻・嘉穂(国生さゆり)に男がいる”というタレコミ電話が入る。梨本の調べで、相手は心療内科医の片桐芳彦(二階堂智)であるとわかり、さらにマスクの男の容姿と一致することから容疑者として浮上する。片桐いわく、辻川のDVに関する相談を受けているうちに、付き合うようになったという。しかし誰がタレコミをしたのか?一体何のために…? 沢木と事務官の国松敏夫(嶋田久作)は、辻川の通夜に出向くが、参列者は閑散としていた。そこへ玲奈を連れた瀬崎が現れ、玲奈との結婚を真剣に考えていると宣言する。実は辻川に「玲奈から手を引け」と脅されていたという瀬崎。事件当夜には辻川から呼び出されていたが、玲奈と会うため約束をすっぽかしていた。玲奈も確かに瀬崎とホテルにいたと証言するが、瀬崎は20分ほど席から離れていたという。 瀬崎、玲奈、辻川…この3人の三角関係のもつれが事件と関係しているのか?そんな思いがよぎる中、捜査線上に意外な人物が浮かぶ。そしてそこには、思いもよらない過去の闇が隠されていた…!

日本語
  • Originally Aired September 11, 2016
  • Runtime 120 minutes
  • Network TV Tokyo
  • Created May 1, 2022 by
    shunsuke218
  • Modified May 1, 2022 by
    shunsuke218