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金沢のコロンボ

加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれる刑事。しかし未だ独身の勝利は、母・光江(野際陽子)の見立てでお見合いを繰り返していた。 ある日、勝利は光江と金沢和菓子協会のパーティーに出席。会場では、協会功労賞を受賞した老舗和菓子店『よしたか』社長・吉岡友春(伊藤洋三郎)が、妻の詩乃(川島なお美)とともに出席者たちと談笑していた。 やがて会場が暗くなり吉岡が受賞の挨拶のため演壇に登場するが、フラフラとした足取りでその場に倒れ込み息絶えてしまう。勝利が演壇に駆けつけると、そこへ警察だと名乗る女性が現れる。警察庁から視察のために金沢に来ていた警視・上野雅(浅野ゆう子)だった。 吉岡は演壇脇で何者かに刺された模様。そして胸ポケットには黒百合の花が入れられていた。状況から犯人が会場にいたのは間違いないが目撃情報はない。各班が捜査に向かう中、雅は勝利と組んで捜査員として視察したいと申し出る。早速、2人は『よしたか』で詩乃に話を聞くことに。すると詩乃は5年前に夫の浮気の気配を感じたことがあると告白する。 その後、勝利は雅とお気に入りの落雁がある和菓子店へ。そこで雅は「呪いの黒百合伝説」について話す。それは、かつての富山城城主・佐々成政が「立山に黒百合が咲いた時、佐々家は滅びる」と言い残した女の呪いの言葉通りに命を落としたという伝説だった。そんな話をしながら、落雁を食べ始めた2人だったが、以前に食べた味と微妙な違いがあることに気づく勝利。その時、「今日の落雁は納得できない出来だから他の和菓子と替えさせて欲しい」と店の職人・沢井隆志(大鶴義丹)が現れ、落雁を下げてしまう。 雅は伝説と同様に吉岡に恨みのある女性の犯行だと推理し、調べると『よしたか』を辞めた職人の中で唯一の女性・新家梨花(加藤夏希)が浮かび上がる。梨花は欠席するはずだった和菓子協会のパーティーにも急遽出席していた。しかし梨花は、吉岡は恩人であると言い犯行を否定する。パーティー出席者にはもう一人、『よしたか』の元職人がいた。和菓子プロデューサー・久保渉(松田賢二)だ。久保は5年前、吉岡と口論した際に手を負傷し、職人を辞めてプロデューサーに転向していた。しかし5年前の恨みで今、犯行に及ぶ理由は見当たらない。 その後、沢井もかつて『よしたか』にいた職人だった

日本語
  • Originally Aired May 17, 2015
  • Runtime 120 minutes
  • Network TV Tokyo
  • Created May 1, 2022 by
    shunsuke218
  • Modified May 1, 2022 by
    shunsuke218