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捜査検事近松茂道13,せとうち望郷殺人事件

岡山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官・藤森明子(池上季実子)に県内を案内してもらっている最中、下津井漁港で岡山県警の刑事・水野(石黒賢)らが、漁師の寺崎一雄(加藤雅也)に任意同行を求めている現場を偶然目撃してしまう。 事の起こりは、近松の赴任の1週間前。会社員の芦田秀則(菊池均也)が自宅で何者かに殺害された。芦田は妻の景子(酒井美紀)にたびたび家庭内暴力を振るっており、それを知った景子の兄・寺崎が逆上。犯行前日には、寺崎が芦田の会社に乗り込み、芦田を殴りつけている姿が目撃されていた。また、寺崎は過去にも傷害事件を起こし服役していたという前科があり、捜査陣は今回も寺崎の犯行ではないかと見ていた。 警察の読み通り、その後寺崎は犯行を自供。同僚の細見検事(倉石功)は、寺崎起訴に向けて動き出す。ところが、細見検事が急きょ入院することになり、寺崎の事件は近松が引き継ぐことになってしまった。そこで近松は、起訴状の作成を前に、事件の資料を全て読み込み、事件の概要を知ることに。すると、寺崎の供述内容には矛盾がないものの、物的証拠が乏しいことを知る。そこで近松は水野に相談の上、景子や、景子のアリバイを証言した職場の社長・内藤(冨家規政)に聞き取り調査を始めることにした。 すると、景子が勤めるジーンズ工房の取引先の社長・瀬川(徳井優)が、芦田が殺害された時間帯に、岡山城の展望台から望遠鏡で市内を見ていたところ、偶然後楽園に寺崎がいるところを見たと言い出す。急いで裏づけを取ると、確かに岡山城の展望台からは後楽園がはっきり見えることが判明する。 早速、近松は水野に事情を話し、寺崎にアリバイを証明する目撃証言が出たことを伝える。ところが、それを聞いた寺崎は、なぜかその目撃証言を否定。頑なに自分の犯行だと言い出す。 寺崎が何かを隠していると感じた近松は、起訴を取りやめ、さらなる捜査をするよう水野に命じる。しかし、寺崎は主張を変えようとせず…。

日本語
  • Originally Aired June 22, 2014
  • Runtime 120 minutes
  • Network TV Tokyo
  • Created May 1, 2022 by
    shunsuke218
  • Modified May 1, 2022 by
    shunsuke218