市民の笑顔、市民の安全を使命とする神楽坂署生活安全課の班長・高岡英治(エイジ)。同僚の生活安全課刑事・戸川六輔(ロク)とは、幼稚園からずっと一緒の迷コンビだ。 管内で起きた犬泥棒を捕まえたエイジらは、犬は苦手だと大騒ぎしながら2匹を無事保護した。取り調べの中で、今村は「湯島で人が殺されていた」と情報を提供する。前夜、侵入した家で胸にボウガンが突き刺さった死体を発見したというのだ。強行犯は刑事課の担当。しかしロクは自分たちでこの事件を解決しようと言う。それは生活安全課刑事・伍代茜のため、大事件を解決して実績を挙げ、警視庁捜査一課に戻らせてあげようという思いもあった。生活安全課のメンバーは、敏腕で知られる警視庁捜査一課・石上賢の指揮のもと、神楽坂署の刑事課に邪険に扱われながらも合同捜査をすることになる。 被害者は源田丈司。キャバクラの経営者で、過去に傷害罪での逮捕歴があった。死亡推定時刻は前夜7~8時。庭に面するガラス戸はロックされ、マッサージチェアに座った源田は正面からボウガンで撃たれていた。凶器からは鮮明な指紋が採取でき、テーブルには吸殻、玄関先には靴跡が残っていた。犯人はわざと証拠を残したのか?さらに謎なのは、椅子の背の部分にもボウガンによる穴が見つかった事。矢は体を貫通していないのに何故?