手相専門の占い師・晶子(高畑淳子)は、ある洋画家の事故死を知った夜、車道をふらつく女性を救出、手相を見る機会を得る。女性は死亡した洋画家の娘・加代子(岩本千春)だった。加代子は、手相のアドバイスを受けると元気を取り戻した。ところが数日後、加代子が自殺を図る。晶子は彼女の死に疑念を抱き、真相を追うことに。すると、加代子が絵画に記した雅号に驚愕の事実が隠されていることを知る…。