頼子と巡は、燻製にめざめた佐山とその彼氏の翔太でキャンプ場にやってきた。緊張と人見知りの頼子に対して巡はすぐに打ち解ける。翔太に気をつかっている佐山は、翔太と同棲をしたいが、本音を聞き出せずにいた。 「ずっとこのままなのかなあ」。頼子の胸にも響く。持ち込んだ燻製スモーカーで具材を燻して、バーベキューを楽しむ4人。それぞれの思いを胸に、燻したバウムクーヘンを食べながらキャンプ1日目の夜が更けていく。