新八郎の母・貴美(三木弘子)から、新八郎(田中健)が帰国したという電話が入る。喜ぶマリ子(熊谷真実)だったが、毎朝新聞から広島行きの切符を二枚手配されたことに、何かを察するはる(藤田弓子)。広島につくと、父・隆太郎(戸浦六宏)から、新八郎が戦地に戻る前に結婚式をあげてほしいと頼まれる。今度、南方へ赴けば生きて戻れる保証がないと言う。そこへ、軍服姿で坊主になった新八郎が現れ、結婚はしないと言い…。