昭和29年の2月、雄太(唐沢寿明)が突然、進学せずに就職する、と言いだし、純子(山口智子)とあき(伊藤榮子)は考え直すよう説得する。食堂の手伝いに来ていた恭子(松本友里)は、西川(北京一)が借金の返済の話をしているところに鉢合わせる。西川と話すうち、恭子は宝塚を辞めようと思っていると、悩みを打ち明ける。大学進学までは昭(西川弘志)と雄太を同じように育てたい、と思っていたあきと雄太は話が合わず…。