<天保11年(1840)~弘化3年(1846)> ・アヘン戦争勃発 ・水野忠邦が天保の改革を始める ・英仏が琉球王国に来航 ・ビッドルが浦賀に来航 ・孝明天皇が幕府に海防強化の勅命を出す <内容> 今回取り上げるのは、アジアの歴史を塗り替える「アヘン戦争」です。 1840年に勃発したアヘン戦争。これにより、アジアの大国・清がイギリスに完敗します。清の敗北は、日本の歴史にも大きな影響を与えます。アヘン戦争のころ、江戸幕府の中で権力を握っていたのが、老中・水野忠邦です。様々な困難に立ち向かうために、水野が行った「天保(てんぽう)の改革」。その中身はどんなものだったのでしょうか?1846年、“ペリーの黒船来航”の7年前に、アメリカ艦隊が通商を求めて浦賀にやってきました。こうした状況に、時の天皇は、幕府に対して異例の勅書を出します。その内容とは?