・徳川家光 〝老中制〟で幕府機構を確立 ・江戸城が完成 ・寛永の大飢饉 ・竹千代(のちの4代・徳川家綱)が誕生 寛永15年(1638)家光は将軍の病気などで政治が停滞することを防ぐため「幕府の組織改革」に着手。果たして、どのような政治体制が出来上がったのか?同年、家光は江戸城に新たな天守を造営。家康以来の外堀の掘削工事も終わり、江戸城の全容が完成します。日本最大の規模を誇った江戸城とは、一体、どのような城だったのか? 今回は、幕府の体制を確立させ、江戸城の完成をみた家光の時代を紐解きます。