新聞販売の不振による経営危機を迎えていた太陽新聞。記者がリストラ対象になることを懸念した取締役・吉村隆一(渡部篤郎)は社会部遊軍記者・一本木透(玉木宏)に、“犯罪報道と家族”をテーマに記事を書くように指示する。一本木は悩みながらも20年前の自身の過酷な経験を書き綴る。そんな中、首都圏連続殺人事件の犯人とおぼしき人物から、一本木宛てに新聞紙上での討論を要求する一通の手紙が届く。