第91回 「昭和19年(1944)ノルマンディー上陸作戦」

昭和19年6月、ヨーロッパ戦線では「史上最大の作戦」ノルマンディー上陸作戦が始まる。連合軍は、ドイツ軍の激しい抵抗に苦戦しながらも、3週間でノルマンディーの海岸を制圧。ドイツ軍が拠点とする町を次々と抑え、8月25日にドイツに占領されていたパリを開放。史上最大の作戦が完了する。一方、日本では、アメリカの新型爆撃機B29が初めて飛来し、北九州を爆撃。そのB29の基地としてアメリカ軍はサイパン島の奪還を決定。対する日本軍は、絶対国防圏の拠点として、4万の兵力で迎え撃つ。海では、アメリカ軍の新兵器により、日本軍は空母3隻と艦載機のほとんどを失う大敗。上陸したアメリカ軍に、日本軍と2万人の日本人は島の北端に追い詰められていく。大本営は制海権を失ったことで孤立したサイパン島の放棄を決定。島に残された日本軍は、捨て身の突撃作戦で玉砕。そして多くの民間人も、断崖から飛び降りるなど自決の道を選ぶ。

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  • Originally Aired July 31, 2021
  • Runtime 54 minutes
  • Network BS-TBS, BS-TBS 4K TBS (JP)
  • Created November 13, 2021 by
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  • Modified November 13, 2021 by
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