時浦(荒牧慶彦)と島(和田雅成)は、漫才コンビ“エクソダス”を結成する。二人は漫才の内容について話し合うが、時浦が一晩考えて作ってきたネタは、話し合ったものとは違うマニアックなものだった。周りの芸人仲間に意見を聞くべく、時浦が鳴宮(崎山つばさ)にネタを見せようとした瞬間、島に止められる。
将来のない芸人や問題のある芸人が送られる、お笑いライブハウス『湘南劇場』、またの名を…遭難劇場。 この劇場に〝島流し〟された4組のコンビのうち、らふちゅーぶ、アマゲン、ロングリードの3組は劇場以外の仕事が入りなんとか売れかけているが、エクソダスは相も変わらず客が2人しかいない舞台で漫才をする日々——。 実は以前、エクソダスが出演した無人島サバイバル番組が放送直後から話題となり、エクソダス目当ての客が湘南劇場に押し寄せた時期があった。その状況を鑑みて、同じ番組に出演していたラストワルツ、ノノクラゲ、さらにネット芸人・ねあんでるも湘南劇場に合流したが、番組需要はあっけなく終了。 そうして再び〝遭難〟してしまった芸人たちの前に、ある日、新支配人が現れる。その新支配人はなんと!湘南劇場で制作進行兼、雑用係をしていたヨロズ(酒井善史)だった。 芸人たちのダメダメな姿に憤るヨロズは「湘南劇場にランキング制度を設ける!」と宣言。ランキングの順位は、毎週芸人たちに出される課題の達成度合いで決めるという。 その最初の課題は「リアクション芸」! そして2ヵ月後のランキングで最下位になったコンビはクビに!? 崖っぷち芸人たちのデッドヒートが幕を開ける!
新支配人のヨロズ(酒井善史)の提案で始動した、湘南劇場のランキング制度。最初の課題「リアクション芸」で最下位になってしまったコンビはエクソダスだった。不本意な結果を突きつけられ落ち込む時浦(荒牧慶彦)に、気にするなと声をかける相方の島(和田雅成)。 そんな中、ヨロズが次の課題を発表する。その課題はズバリ「エピソードトーク」。数日後に行われる劇場のライブで各コンビが披露し、競い合うことに。 どうにかして最下位を抜け出したい時浦と島は、エピソードトークの選定を始める。しかし、コンビを結成してまだ間もないエクソダスは、楽しそうに過去の話をしている他のコンビのように、2人で一緒にトークを盛り上げられる面白エピソードをなかなか見つけることができない。 時浦と島は出遅れている分を取り戻すため、明日一緒にネタ探しをしようと約束する。だが翌日、駅前のファミレスで待ち合わせをしていた2人にあるハプニングが!? そしていよいよエピソードトークを披露するライブ当日、劇場に到着した島はなぜか焦りの表情を浮かべていた。一体何があったのか? さらにその後、予想外の展開が…!?