「最後の仕上げにふさわしい場所だからです」。波多野を連れ去った富樫が向かった先は、2年前、斎藤が殉職した、あの工場だった。一方、毛利と須賀の情報により、富樫の目的地を悟った佐良と皆口。2人は富樫の暴走を止めるため、そして斎藤の死に隠された真実にたどり着くため、覚悟を決めて「最後の戦い」に向かうことに。果たして佐良たちジンイチは、「警察の中の警察」として、最後の砦を守ることができるのか……!?