ハルコ(大地真央)の知人・大吉きく江(藤夏子)が亡くなる。95才での大往生に「さすが私の師匠!」と誇らしげな顔を見せるハルコ。いづみ(松本まりか)は、ハルコが師匠とあおぐ、きく江の存在に興味を抱き…。 きく江に線香をあげに来たハルコといづみは、そこで不可解な相続争いに巻き込まれる。兄妹もすでに亡くなっており、生涯独身で子供もいなかったきく江の遺産は、甥の正(ぶっちゃあ)、姪の竹子(竹内都子)に相続の資格があるのだが、遺言書が正、竹子宛てに2通残されていたというのだ。しかもそれぞれに8割、残りの2割をハルコと生前、きく江の身の回りの世話をしていた稲垣桃(木﨑ゆりあ)に残すと言う。正と竹子は自分の遺言書こそ本物だ!とわめきちらすが、そんな中、ハルコが新たな3通目の遺言書を見つけてしまい…。 一方、ハルコのルーツでもあるきく江の強さの秘密を知りたいいづみは、きく江が遺した畑仕事を手伝うことに。そんな中、親にカミングアウトするために地元に戻っていた龍(堀海登)から、無事に報告出来た、と連絡が入る。ラン(GEE SUTTHIRAK)のことを心配するいづみは、ランに電話をかけるが…。