ハルカ(黒島結菜)がエクラで働くきっかけとなったのは、ある照明と運命的な出会いをしたから。思い出に浸るハルカの目前に現れたのは「人はいつも光を求めている」という西谷(古舘寛治)の決まり文句をそらんじる謎めいた女性(緒川たまき)。彼女は、照明を「この子」と呼び、店内の名作照明について熱く語った挙句(あげく)、「私に似合う照明を教えて」とハルカに言う。なんでも大切な人が「光に奪われた」らしいのだが…