幕末、薩長を中心とする新政府軍と旧江戸幕府軍の全面戦争の危機を救ったといわれるのが西郷隆盛と勝海舟による電撃会談。敵対する両者の話しあいで江戸総攻撃は取りやめとなり、奇跡的な和平が実現した。「江戸無血開城」として知られるエピソードだ。だがこの和平は、海舟に高橋泥舟と山岡鉄舟を加えた幕末“三舟”の見事な連携がなければ実現し得なかった!当事者が残した貴重な手記から江戸無血開城の知られざる舞台裏に迫る!