多種多様な生物が暮らす地球。今そんな地球に、異変が起きている。なんと現在1年におよそ4万種近くもの生物が地球上から姿を消していると言われているのだ。現在進行中のこの大絶滅に対して、生命科学の分野では『冷凍動物園」と呼ばれる取り組みが、工学の分野では『動物をチップの上で再現」する研究が進められているという。その内容とは一体どのようなものなのだろうか。 種の保存に始まり、医療・創薬にまで広がる最先端の研究現場を取材した。