20歳の誕生日を迎えた夜、中川亜里斗(岡﨑彪太郎)は、ずっと心に決めていたことを実行した。それは大人の男になるため、20歳の誕生日に一人でバーに行き、お酒を飲むこと。そんな彼を優しく出迎えてくれたのは、女性バーテンダー・谷中千帆(中田クルミ)。亜里斗はお酒が初めてだということを隠し、大人の男を演じようとするが、なかなかうまくいかない。その様子を見た千帆は、彼女が初めてお酒を飲んだ夜のことを素朴に語りだす。大人だが自然体な千帆と話すうちに、亜里斗はいつしか取り繕うのをやめていて…。