ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンで利用でき、ごく簡単なうけこたえ以外なんもしない――。そんな「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)の元に大宮亜希(志田未来)から「東京最後の一日に付き合ってほしい」という依頼が舞い込む。亜希は出版社の編集部員だったが、契約を切られ、故郷の栃木に帰るのだという。東京で何の爪痕も残せなかった…と涙を流す亜希に“レンタルさん”は…。
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんのツイッターにウェブディレクターの城戸隆志(岡山天音)がDMを送ってきた。「仕事でトラブルがあり、会社に出社するのが怖いから付いてきてほしい」との依頼。城戸の話を聞いているうちに、レンタルさんも会社員だった頃の昔の自分を思い出す…。もし自分が同じ立場なら多分会社には行かないという。その答えを聞いた城戸の決断は…?!
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんのツイッターに女子大生の島袋香奈(福原遥)からDMが送られてくる。友達に気を使い誕生日だと言いづらく「明後日21歳の誕生日を迎えるので、日付が変わったら祝って欲しい」という依頼。前日の23時に香奈の家を訪ね、香奈が買ってきたケーキを2人で囲みお祝いをする。レンタルさんは21歳で先立った姉を思い出し特別な年だと言う。
「レンルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんのツイッターに化粧品会社に勤める京野彩(山口紗弥加)から離婚届の提出に同行してほしいとの依頼が舞い込む。彩は取引先のドラッグストアに勤めていた京野健太(笠原秀幸)と結婚したが、いつも仕事優先で、夫とはすれ違い。夫の方から離婚を切りだされたという。吹っ切れない彩から「私という人間は今何点?」と聞かれレンタルさんは…
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 依頼が早めに終わり自宅に戻ると、家に妻・沙紀(比嘉愛未)の両親が来ていた。沙紀は将太が会社を辞めたこともレンタル業を始めたことも話していなかった。心配させたくないから黙っていようという沙紀。何とか必死に話を合わせる将太だったが、複雑な思いは消えず…。ついに仕事を辞め“なんもしない”ことにしたと告げる。それを聞いた義父は激怒して…。
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんの元に生後9ヵ月の子供を持つ主婦・佐々木麻衣(徳永えり)からの依頼。麻衣が独身の頃から通っていたレストランが今日で閉店してしまうため、最後の思い出に店に同行してほしいという。だが以前、出かけた時の周囲の目がトラウマになり子連れの外出に不安を抱いていた。一児の父でもあるレンタルさんに育児の悩みを打ち明けるが…。
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんの元に73歳の大槻春樹(西岡德馬)から依頼が舞い込む。葬儀の生前予約に同行してほしいというお願いだった。葬儀場に着くとレンタルさんは“錬太(レンタ)”という長男のふりまで頼まれる。お葬式は人生の集大成、納得のいくものにしたいと2人で棺に入りプランを検討する。やがて大槻は自身の身の上話を始め、意外な依頼をお願いする…。
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんの元に瀬戸正一郎(松尾諭)から依頼が舞い込む。マッチングアプリで知り合った女性とデートし、告白したが3週間連絡がなく…何が悪かったのかデートを一緒に振り返って欲しいという依頼だった。 瀬戸は現在42歳。色々手を尽くしたが結婚には程遠く30戦30敗だという。デートも終盤、告白した池を後にボートを降りたとき彼女から…!
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんの元に知世(土村芳)から依頼が舞い込む。天真爛漫でかわいいく、大好きな恋人の惚気話がしたいので聞いて欲しいという。 知世の恋人は優季(古川琴音)と言う女性だと聞き驚く。同性同士の恋愛で周りに堂々と話せず、他人の悪気のない言葉にモヤモヤしてしまうのだという。2人が暮らすマンションに向かうと、レンタルさんは泥酔している優季と鉢合わせする…。
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。 そんなレンタルさんの元に滝口誠(磯村勇斗)から「自分以外の生物がいる状態の自分を確認したい」という不思議な依頼が舞い込む。 滝口の家で食事を作ってもらい、一緒にお酒を飲むレンタルさん。すると滝口は突然、自分は昔人を殺したと衝撃の告白する…。 一方、アンチの神林(葉山奨之)はレンタルさんの自宅を特定。リツイートが500件超えたら、自宅を晒すと言い出し…!
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)にアンチ・神林勇作(葉山奨之)から依頼が舞い込む。 依頼は「夢コンクール」の審査員。“なんもしない“という条件で参加したが、話が違い…
「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。そんなレンタルさんの元に森田希美(松本若菜)から「形見の帽子をかぶり、一緒にお茶をしてほしい」という依頼が舞い込む。好きだった人が突然自殺し、自分に何かできることがあったのでは、と悔やむ希美にレンタルさんは彼の帽子から一つの答えを見つける。一方このまま活動を続けるか悩むレンタルさんの元にアンチ・神林(葉山奨之)がやってきて…。夫婦の最大の危機を乗り越えられるのか?