シロウ(リリー・フランキー)は、マネージャー・クドウ(剛力彩芽)と付き合うことになり、ペンション付近にある陶芸教室にやって来る。有名映画のワンシーンを模したり、くず餅をあーんし合うなど、久々できた彼女に鼻の下伸びっぱなしのシロウ。 サエキ(関智一)は、自分のマネージャーがおじさんとイチャイチャする様子を写真に収め、悶えるように顔を歪めている。何故? そう、サエキとクドウには企みがあったのだ。そこへサエキファンの女性客たちが合流しサエキを調子づかせ、クドウのフラストレーションはマックスに。ヨシオとハルは、困惑するシロウの様子を眺めて呆れている。 果たして、サエキとクドウの企みとは? そしてシロウは、久しぶりの彼女との愛を育むことができるのか。 そして今年の夏は、あの人がペンションにやって来る。シロウのハトコ、ハルのハトコオバである、東京のヒカリちゃんこと、ヒカリ(山口智子)。それはまるで風のように。ときに嵐のように。破天荒なヒカリがペンションに風を巻き起こす。