桜(水野美紀)の脳に腫瘍があり、余命いくばくもないことを知った椿(小池徹平)と杏(松本まりか)。杏は椿よりも桜のことが好きだったことに気づく。 杏は、目を覚ました桜に自分の気持ちを伝える。「壊れるほどに愛してくれて、ありがとうございます」。桜と杏は気持ちが通じ合うが椿は納得ができず、こみあがる怒りを二人にぶつける。 傷心の椿の前に井川(田中みな実)が現れ、「杏さんの大切なものを奪えば、椿さんの気持ちに気づくかも」と、桜の殺害を提案する。椿は井川と共謀し、桜が入院する病室に忍び込む。 杏は以前屋形船で会った医者の大和に、桜の病気を直して欲しいと懇願、だが紹介された凄腕の脳外科医に、手術の成功率は1%だと告げられる。手術に踏み切るか、残り1ヶ月を大切に生きるか、杏は桜にその未来を委ねる。桜が出した回答は……。