横浜地方裁判所みなと支部の判事。東大法学部在学中に司法試験に合格し、首席で卒業。「氷点下100度の女」の異名を持ち、仕事中は感情を一切見せない。出世や他人の評価も意に介さず、完全に我が道を歩いている。調書や捜査資料、起訴状に書かれている「真実」こそがすべてで、生身の人間が言うことなどあまり信じていない。法治国家において最終的にジャッジする裁判官がもっとも重要で、誰よりも勉強をし、正しくなければならない…との信念を持っている。「証拠が薄い」が口癖。警察からの逮捕状請求、検察からの勾留請求も、証拠や理由が不十分であれば容赦なく却下する。