仁科 友美

異動時期でもない時に大黒海苔本社から、圭子の勤務先である代々木営業所へ転属となった。社内では「人事部長との不倫が原因」と噂されていたが、真相は食事に行った程度で単なるデマに過ぎなかった。異動初日に周囲から陰口を叩かれる中、唯一優しく接してくれた圭子と親しくなり、野茂を紹介する。その後、圭子の高校時代の同級生、瀬戸に好意を持ち、知り合ってすぐに関係を持つが付き合った上での行為ではない。しかし、ダメ男に尽くしてしまうようで、やさぐれている瀬戸を見かね、不倫の噂の元となった人事部長に頼み込み、就職先を斡旋してもらうなど世話女房タイプである。恋愛は戦国武将で言うところの「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の信長タイプであるが、それは自分の気持ちを押し殺す…とは本人談。