古代都市ウシュマルは、マヤ文明が最盛期にあった古典期後期に、絶頂期を迎え、この地方で誕生したプウク様式を駆使した多くの建築物が建てられた。なかでもさまざまなモザイク石彫で描く彫刻・建築はプウク様式を代表する貴重な建物である。マヤ文明の文化的な豊かさ、美術的な美しさ。一体どのような人たちが何を求めて築いたのか?残された美しい建築物、彫刻、そして大地の記憶から読み解いていく。