パリを訪れたパタリロは、部下が主君に永遠の忠誠を誓ったという、伝説の「忠誠の木」のことを知った。そしてそれをモチーフに、フランス文学新人賞に応募する作品を書き上げようとする。パタリロはフランス文学を専攻していたタマネギ16号を伴ってタイムワープするが…。フランス革命を直後に控えた当時にタイムワープしたパタリロと16号は、旅行者を装って郊外の民家に世話になることにした。そこには庶民の少女「ジェンヌ」が住んでおり、素顔に戻った16号と親しい仲になっていく。