ずっと信じ続けてきた夫・純平(塚本高史)が浮気をしていた――。これ以上はない裏切りに、高森杏寿(仲里依紗)の心はひどく傷つけられる。事の経緯を説明し、「やり直したい」と必死に許しを請う純平。だが、杏寿には到底受け入れることができない。 「私たち…もう終わりよ。二度とこの家に帰って来ないで」 杏寿に突き放され、何よりも大切なものを台無しにしてしまったことを痛感した純平は、自らの愚かさにあきれながら、家を出ていく。