冬の屋外。厳しい寒さの中、ラーメンをすする人たち。今回の舞台は名古屋・大須の街角にあるラーメン屋台。1杯500円のラーメンを求め、わずか4席の屋台に多くの人が訪れる。出張先のお土産を持参する常連のビジネスマン。母親の誕生日に来たという家族や、同郷の友人を誘ってくるベトナム出身の留学生。75歳になる屋台の店主とは長いつきあいという人も多い。寒空の下で食べるラーメンは、いったい何を満たしているのか。