知床半島の大自然を臨みながら、身も心も温まる。舞台は北海道・羅臼町にある小さな温泉。漁師をはじめとする地元の人たちが手作りし、長く守り続けてきた。漁を終えてここに立ち寄るのが日課という男性。湯につかりながら毎日、世間話を楽しむ地元の女性。温泉は町外の人も入ることができ、都会から癒やしを求めて来る人も。漁獲量の減少など、時代が変化する中でも大切にされてきた温泉。3日間、こぼれる本音に耳を傾ける。