人はなぜ、うどん自販機に引き寄せられるのか?山陰地方を貫く国道9号線。島根県西部の道沿いにある小さな休憩所。多くのドライバーが立ち寄り、350円ほどのうどんをすすっていく。帰省のたびに立ち寄るという夫婦。この自販機を目当てに福岡から来たという少年と家族。深夜にも、巨大トレーラーのドライバーや牛乳配達の仕事前の男性など、さまざまな人が行き交う。お盆のころの3日間、小さな休憩所にカメラを据える。