日本から1万キロ離れたスペイン・カナリア諸島。9月、島の港に日本籍のマグロ漁船が寄港する。北大西洋での漁を控え、船の修理や給油を行うのだ。漁師たちが心待ちにしているのは、数か月ぶりに降り立つ地上でのバカンス。島には深夜まで楽しめる飲食店も充実。ハードな海上生活を送る漁師たちにとって、旅の疲れを癒やせる貴重な時間となっている。日本や世界の漁師たちが寄港してから再び海に出るまでの3日間に密着する。