今回の舞台はクリスマスの名古屋・栄。好景気に沸く繁華街のにぎわいを横目に、人々が慌てて駆け込む場所がある。名古屋市内のバスや地下鉄に忘れられた遺失物を扱う「忘れ物窓口」だ。年間取扱数は10万点以上。定番は傘や手袋だが、中には入れ歯やそとばなどの意外な物も。忘年会やクリスマスシーズンで忘れ物倉庫があふれかえる年末。一体誰が、どんな事情で忘れ物を取りに来るのか?一つひとつに込められた思いに耳を傾けた。