上海郊外の水郷の村で、美鈴(木村多江)は父・雅彦(古谷一行)と10年ぶりに再会する。だが父は何も語らなかった…。一方、香(松下由樹)の花屋が再開発で立ち退かなければならなくなる。しかも、再開発計画には曹飛(ピーター・ホー)も絡んでいるらしい。美鈴の説得も空しく、香は日本に帰る決心をする。美鈴は再び父に会い、失そうの秘密を知る。失意のなか、母・君江の言葉に励まされた美鈴にあるアイデアがうかぶ。