別名:苦難の道を歩む思悼世子。温泉に湯治に出かけた世子は、その間の英祖の行動が自分の反乱を予期したものだったと知ると、もはや王室を去るしかないのではと思い始める。世子の不在中に世孫を新しい宮殿に招いた英祖は、世子を引き合いに出しては世孫の才知と態度を褒めたたえ、世孫を困惑させた。それを察した世子は、英祖の自分に対する評価を聞き出そうと世孫を問い詰め、思わず世孫の頬を打つ。世子は自ら廃位を望む言動を繰り返し、夜遊びにふけった。