別名:心の病。世子の様子に心労の絶えない世子妃とその一族。一方、暎嬪イ氏を手玉に取り、心胆を寒からしめたムン淑媛だが、宮中の長である大妃の態度は変わらず、この狡猾な女めと呼びつけ足にムチを振るう。朝廷内では相変わらず勢力争いが続き頭を悩ませた世子は英祖に相談、熟慮を重ねた英祖は両派の均衡に心を砕く。世子妃は、世子が読む書籍を事前に目を通し、世子が恐れる"雷""霹"の字があるページは二つに折り、世子の目に触れさせぬ慎重さ。