フランスの首都パリの北部に位置する丘の街モンマルトル。19世紀後半までパリの外でした。お酒が安く「ムーラン・ルージュ」をはじめとする歓楽街が発達し、ロートレックやピカソなど若い画家も暮らしました。高低差が激しい街には至る所に階段があり、お巡りさんは自転車で上り下りします。頂上のサクレ・クール寺院は、パリを一望できる観光スポットとして人気があります。【語り】工藤夕貴